カリフォルニア南端の陽気な街「サンディエゴ」。その地元球団であるサンディエゴ・パドレスは、近年急速に注目度を高めているメジャーリーグ(MLB)のチームです。そしてその本拠地が「ペトコ・パーク(Petco Park)」

この記事では、パドレスの球団史と、球場の見どころを旅行者にも分かりやすく、データとエピソードを交えてご紹介します!
パドレスのチーム概要と名前の由来

- 設立:1969年(ナショナルリーグ加盟)
- 本拠地:カリフォルニア州サンディエゴ
- リーグ:ナショナルリーグ西地区(NL West)
- チーム名の意味:スペイン語で「父」を意味するPadres(パドレス)は、カリフォルニアで布教活動をしたフランシスコ会の修道士にちなんでいます。
マスコットキャラクターは修道士のSwingin’ Friarです。

サンディエゴで大人気のブリュワリーBallast Pointからはコラボビールも出ております。
サンディエゴ・パドレスの歴史をざっくり解説!
創設初期(1969年~1983年)
- 拡張球団の一つとして創設。
- 長年弱小球団で、1970年代は勝率.500を超えたことが一度もない苦しい時代が続きました。
初のワールドシリーズ進出(1984年)
- トニー・グウィンの活躍もあり、チームはついにナ・リーグ制覇。
- ワールドシリーズではデトロイト・タイガースに敗れたものの、地元サンディエゴは歓喜に沸きました。
二度目の挑戦(1998年)
- グウィンに加え、ケビン・ブラウン、ケン・カミニティ、トレバー・ホフマンらが活躍。
- ワールドシリーズではヤンキースにスイープされましたが、強豪としての地位を築きました。
現代(2020年以降)
- マニー・マチャドやフアン・ソト、フェルナンド・タティスJr.などスーパースターを次々と獲得。
- 2022年にはドジャースを破り、リーグチャンピオンシップ進出。今後の躍進が期待されます。
サンディエゴ・パドレスのポストシーズン戦績・優勝回数
年 | 主な戦績 | 備考 |
---|---|---|
1984年 | ナ・リーグ優勝(WS敗退) | デトロイト・タイガースに敗北(1勝4敗) |
1998年 | ナ・リーグ優勝(WS敗退) | ニューヨーク・ヤンキースにスイープ(0勝4敗) |
2005年 | 地区優勝 | NLDSで敗退 |
2006年 | 地区優勝 | NLDSで敗退 |
2020年 | ワイルドカード勝利 → NLDS敗退 | コロナ特例シーズン(60試合) |
2022年 | ナ・リーグチャンピオンシップ進出 | ドジャースを撃破し注目された年 |
ワールドシリーズ優勝はまだなし。その分、悲願の初優勝をファンは今か今かと待っています!
パドレスのレジェンド選手たち
選手名 | ポジション | 活躍時期 | 特徴 |
---|---|---|---|
トニー・グウィン | 外野手 | 1982~2001 | 通算打率.338、MLB史上屈指のヒットメーカー |
トレバー・ホフマン | 投手(クローザー) | 1993~2008 | 通算601セーブ、名球会入り |
ケン・カミニティ | 内野手 | 1995~1998 | 1996年MVP |
パドレスに所属した日本人選手一覧
選手名 | ポジション | 在籍年 | 主な活躍内容 |
---|---|---|---|
野茂英雄 | 投手 | 2005年(スプリングトレーニングのみ) | 登板なし。開幕前に放出 |
大塚晶則 | 投手(リリーフ) | 2004~2005年 | 抑えとして活躍。2004年に34セーブを記録 |
井口資仁 | 内野手(二塁手) | 2008年 | 短期契約で出場機会少 |
ダルビッシュ有 | 投手 | 2021年~(現役) | エース格として現在も活躍中!2022年ポストシーズンでは大活躍 |
松井裕樹 | 投手 | 2024年~(現役) | NPB楽天からポスティングで移籍。中継ぎとして起用中(2025年現在) |
大塚晶則、ダルビッシュ有、松井裕樹の3人は、明確なインパクトを残した日本人選手といえます!
ペトコ・パーク(Petco Park)の魅力

パドレスの本拠地ペトコ・パークはまさに理想のボールパークです。
- ダウンタウン中心部から徒歩で行ける
- 立見席や芝生席もあり、自由な観戦スタイル
- 地元ブリュワリーの美味しいビールが飲める

そして今、最も熱気がある球場の一つ。行ってみたい!!
ロケーション抜群!
- ダウンタウン中心部に位置し、海も近い
- ホテルやレストラン、ガスランプ・クォーター(Gaslamp Quarter)など、観光スポットとのアクセスも抜群
ボールパークの特徴
- 開場:2004年
- 収容人数:約40,000人
- 左右対称のフェンス設計で、バランスの取れた球場と評価されています。
見どころポイント
- パーク・アット・ザ・パーク
球場の外から試合が見られる芝生エリア。ピクニック気分で観戦可能! - 地元クラフトビールが豊富
サンディエゴはビールの聖地。球場内にはStone Brewingなど地元のブルワリーが充実。 - サンセットの絶景
3塁側スタンドから望む夕焼けは絶品。写真映え間違いなし!
ペトコ・パークでの観戦体験を最大化するコツ
【1】座席選びのコツ
- 1塁側:日陰になりやすく快適
- 3塁側:ダウンタウンビュー&夕陽が美しい
【2】おすすめグルメ
- カルニタス・タコス
- フィッシュタコス
- BBQポークナチョスなど
【3】家族連れにも安心
- キッズプレイエリアあり
- グッズショップも広く、子ども向けも充実!
サンディエゴ旅行×MLB観戦は最高の組み合わせ!
- サンディエゴは年間晴天日が約260日以上と、観光にもぴったりな街。
- ペトコ・パーク観戦を中心にした旅行プランは、家族旅行・カップル旅・ソロ旅、どんなスタイルにもおすすめです!
まとめ:サンディエゴ・パドレスの熱気とペトコ・パークの魅力を体感しよう!
サンディエゴ・パドレスは今、再び黄金時代を迎えつつあります。
そして、その舞台となるペトコ・パークは、MLB屈指の観戦体験ができる球場。
ぜひ次のカリフォルニア旅行では、サンディエゴに立ち寄り、パドレスの試合と美しい夕日を楽しんでみてください。
本日もご覧いただきありがとうございました

MLBとマリオット
アメリカ在住のMLB大好きサンノゼポテトの毎日
マリオットアンバサダーエリート会員として、お得にアメリカ生活を満喫中
この記事を書いたのは・・・

アメリカ西海岸に住むサラリーマン、通称「サンノゼ・ポテト」です!円安と物価高のダブルパンチを受けながら、ちょっとでも生活に「お得」と「楽しさ」をプラスする術を日々研究中です。
趣味はMLBと株式投資。pythonを駆使して、データを分析して、ニンマリすることが休日の楽しみです。
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