MLB中継を見ていると、、、RBI, ERAなど
謎なアルファベットが並んでいる!
打率、出塁率、長打率などだよ
データドリブンの米国社会では指標が多いぜ!
気になるぜ。
とにかく教えてくれよ。
MLBで頻出する指標たち
MLBでよく使われる指標を表形式でまとめます。
たくさんの指標があるけど、意味を知ると簡単だよ!
打者向けの指標
まずは我らが大谷翔平さんのバッターとしてのスタッツを見てみましょう!
わからないアルファベットがたくさん並んでいますね〜。
一つずつ解説していきますよ〜!!
打者のスタッツ一覧表
スタッツ | 日本語表記 | 意味 |
---|---|---|
AB (At Bat) | 打席数 | 打席に立った割合 (四死球、犠打、犠飛は除外) |
H (Hit) | ヒット数 | 打者が放ったヒットの本数 |
HR (Home Runs) | 本塁打数 | 打者が放った本塁打の数 |
RBI (Runs Batted In) | 打点 | 打者が打者走者をホームベースに返した数 |
SB (Stolen Bases) | 盗塁数 | 成功した盗塁の数 |
AVG (Batting Average) | 打率 | 打席で打った安打の割合 |
OBP (On-base Percentage) | 出塁率 | 打席で安全な塁に到達した割合 |
OPS (On-base Plus Slugging) | OPS | 出塁率と長打率の合計。打者の総合的な打撃能力を示す指標 |
SLG (Slugging Percentage) | 長打率 | 打席で得られた塁打のうち、長打の割合 |
wOBA (Weighted On-base Average) | wOBA | 打撃の価値を重み付けして算出した指標。各打撃の成績によって異なる重みをつけて、打者の能力をより正確に評価する |
投手向けの指標
続いては山本由伸投手の投手としてのスタッツを見てみます!
たくさんのアルファベットが登場しますね〜。
一つずつ解説していきます!
投手のスタッツ一覧表
スタッツ | 日本語表記 | 意味 |
---|---|---|
W (Win) | 勝利数 | 投手の勝利の数 |
L (Lose) | 敗戦数 | 投手の敗戦の数 |
ERA (Earned Run Average) | 防御率 | 投手が1試合で 自責点を与える割合 |
G (Game Pitched) | 登板試合数 | 投手が登板した試合数 |
GS (Game Started) | 先発登板数 | 投手が先発登板した試合数 |
SV (Save) | セーブ数 | 投手が記録したセーブの数 |
IP (Inning Pitched) | イニング数 | 投手が投球したイニングの数 |
SO (Strikeouts) | 奪三振数 | 投手が奪った三振の数 |
WHIP (Walks Plus Hits per Inning Pitched) | WHIP | 投手が与えた四死球と安打の数の合計を投球回数で割った値 |
BABIP (Batting Average on Balls In Play) | BABIP | 打者が打球を打ったときに安打となる割合 |
FIP (Fielding Independent Pitching) | FIP | 守備に左右されない投手の能力を評価する指標。与四死球、被本塁打、奪三振に基づいて算出される |
xFIP (Expected Fielding Independent Pitching) | xFIP | FIPのバリエーションで、本塁打率がリーグ平均に戻ると仮定した場合の投手の能力を評価する指標 |
チームの成績向けの指標
チームの順位表なども初見だと難しいですよね。
こちらのスタッツの意味もご紹介していきます
日本と同じ指標ばかりだから、一度理解すれば簡単だ!
チームスタッツ一覧表
スタッツ | 日本語表記 | 意味 |
---|---|---|
W (Wins) | 勝利数 | チームの勝利数 |
L (Loses) | 敗北数 | チームの敗北数 |
PCT=Win% (Winning Percentage) | 勝率 | チームが試合で勝利した割合 |
GB (Game Backs) | ゲーム差 | 首位のチームとのゲーム差 |
RS (Runs Scored) | 得点数 | チームが獲得した得点の合計 |
RA (Runs Allowed) | 失点数 | チームが受けた失点の合計 |
G (Games Played) | 試合数 | チームがプレイした試合数 |
一度、聞いてしまうと日本の順位表と同じだな。
一つの特徴としては、MLBには引き分けがないんだ!
延長に入ると、タイブレークとなり、決着がつくまで戦うぞ!
セイバーメトリクスの普及
MLBではセイバーメトリクスという
データ分析の枠組みが浸透しているんだ。
セイバーメトリクスとは
セイバーメトリクスは、野球の統計データを分析し、
選手やチームのパフォーマンスを客観的に評価するための方法論やアプローチを指します。
ブラピ演じる「マネーボール」という映画は見たことありますか?
セイバーメトリクスはビリー・ビーンが率いるオークランド・アスレチックスが成功を収めたことで有名になりました。それを元にした映画が「マネーボール」です。
セイバーメトリクスの特徴
セイバーメトリクスが従来の統計と異なる点は、以下のような特徴を持っています:
- 総合的な視点: セイバーメトリクスは、一つの指標や統計だけでなく、複数の要素を組み合わせて選手や試合を評価します。これにより、より総合的な視点から選手の価値や評価を行うことが可能になります。
- 代替価値の考慮: セイバーメトリクスでは、代替選手との比較を重視します。選手がどれだけ代替選手よりも価値があるかを評価することで、その選手の本当の貢献度を理解することができます。
- 非伝統的な指標の活用: セイバーメトリクスでは、従来の打率や防御率だけでなく、より詳細な情報を提供する指標が多数活用されます。例えば、BABIP(打球の内安打になる割合)、wOBA(出塁能力の重み付け平均)、FIP(投手の実績に基づく防御率)などがその代表的なものです。
- データ駆動の意思決定: セイバーメトリクスを活用することで、チームや選手のマネジメント、戦略の立案、選手のスカウトなど、あらゆる側面でデータ駆動の意思決定が可能になります。これにより、より効果的な意思決定が行われ、チームのパフォーマンス向上が期待されます。
セイバーメトリクスの普及により、従来の統計や感覚的な判断だけでは見えなかった洞察や傾向が明らかになり、野球界全体の戦略やアプローチが変化しています。これにより、選手の評価や戦術、チームの構築など、多くの面で新たな展開が生まれています。
この考えからデータに基づき、選手の評価が下されるため、
とにかくデータの種類が多いMLB!!!
そこも面白いんだな!
ファンもデータを重視する傾向があるぞ!!
まとめ
本日はMLB中継でよく見る指標(スタッツ)をご紹介しました。
大半は日本の野球界でも頻繁に目にする指標だったな
意味がわかるとさらに面白いMLB!!今後も大注目だ
このブログではMLBをより楽しむための情報をご紹介しております。
それでは本日もご閲覧ありがとうございました!!
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