August Smart Lockとは?
「August Smart Lock(オーガスト・スマートロック)」は、既存のドアロックをスマート化できる次世代のIoTデバイスです。
玄関の内側に取り付けるだけで、スマートフォンのアプリから鍵の開け閉めができるようになります。
アメリカではすでにAirbnbやホテル、マンションなどで導入が進んでおり、
「鍵を持たない生活」を実現できるスマートホームの定番アイテムです。

主な特徴とメリット
スマホで開け閉めできる
Bluetooth接続により、アプリからワンタップでドアを解錠・施錠可能。
自宅に近づくだけで自動的に鍵が開く「オートアンロック機能」も搭載されています。
荷物を持って帰宅したときや、雨の日などにこの便利さを実感します。
既存の鍵をそのまま使える
Augustの強みは「外側の鍵穴を残せる」こと。
玄関の内側に取り付けるだけなので、従来の物理キーもそのまま使えます。
賃貸物件でも工事不要で設置できる点は大きなメリットです。

家族や友人とデジタルキーを共有
アプリ上でデジタルキーを発行すれば、家族や友人、Airbnbゲストなどに一時的なアクセス権を付与可能。
誰がいつ出入りしたかのログも自動記録されるため、セキュリティ面でも安心です。
Alexa・Google Homeと連携可能
別売りのWi-Fi Bridgeを利用すれば、AlexaやGoogle Assistant、Apple HomeKitにも対応。
「Alexa、玄関をロックして」と話しかけるだけで施錠できます。

ランニングや散歩がスマートに変わる
August Smart Lockを使うと、スマホだけで外出できるようになります。
ランニングや散歩の際にスマホを持っていれば、玄関の鍵は不要。
Apple Watchでも開けられるので、ポケットも軽く快適です。
さらに、1分後に自動でロックされるオートロック機能が搭載されており、
鍵の閉め忘れが一切なくなります。
「出勤途中で鍵かけたっけ?」という不安から解放されるのは想像以上に快適です。
デメリットと注意点:締め出しリスク
一方で注意したいのが、スマホも鍵も持たずに外に出ると締め出されるという点。
オートロック機能が働くと、ドアの外からは開けられなくなります。
「ゴミ出しだけだから…」という油断が命取り。
筆者(サンノゼポテト)も一度やらかしました。笑
防止策としては、
- Apple Watchを連携しておく
- 家族にリモート解錠できる設定を共有しておく
などをおすすめします。
スマートロックは便利ですが、“油断対策”が必要な家電でもあります。
モデル別比較表(2025年版)
モデル名 | 接続方式 | Wi-Fi内蔵 | HomeKit対応 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
August Smart Lock 4th Gen | Bluetooth | なし(Bridge別売) | ○ | コスパ重視モデル |
August Wi-Fi Smart Lock | Wi-Fi内蔵 | ○ | ○ | 最も人気。即ネット接続可 |
Yale + August Smart Lock Bundle | Wi-Fi内蔵 | ○ | ○ | Yale製ドアノブ付きセット |

私のおすすめはAugust Wi-Fi Smart Lockです。遠隔操作が可能ならWi-Fiモデルは非常に便利!
設置は驚くほど簡単
既存のサムターン部分にかぶせるだけで取り付け完了。
ドライバー1本で10分もあれば設置できます。
賃貸でも壁やドアを傷つけずに取り外し可能です。
バッテリーとメンテナンス
電源は単三電池4本。
使用頻度にもよりますが、約3〜6か月ごとに交換が必要です。
アプリでバッテリー残量が表示されるため、交換タイミングも一目でわかります。
サンノゼポテトの総評
August Smart Lockは、「一度使うともう戻れない」系のスマートデバイスです。
データ分析好きとしては、アプリで見られる「ドアの開閉ログ」も面白いポイント。
Marriott Bonvoyアプリのようにスマホでホテルの部屋を開ける感覚を、
自宅でも体験できるのはなんとも未来的です。
まとめ
- スマホで鍵の開け閉めができる
- 鍵を持たずに外出できる(ランニングにも最適)
- 1分後に自動ロックで閉め忘れなし
- ただしスマホも鍵も忘れると締め出される
2025年、玄関のスマート化を考えているなら、August Smart Lockは最有力候補です。
生活の質が一段上がる感覚を、ぜひ体験してみてください。
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