MLBにも因縁のライバル対決があるんだ
西海岸の両雄：ドジャースvsジャイアンツだ！
伝統の一戦！
永遠のライバル！
犬猿の仲！
過去にはファン同士のトラブルも多々発生しているんだ！
もし観戦に行く際はぜひ頭に入れて、安全に観戦を楽しんでくれ！！
永遠のライバル関係
みなさんご存知の通り、カリフォルニア州の大都市に本拠地を構える2チームです。
想像以上にライバル関係が強いです！
もし観戦に行く際はご認識くださいね！
過去の通算成績はなんと・・・
ドジャース1273勝 ジャイアンツ1280勝
(2024/4/23時点)
対戦成績もほぼ互角。
常に敵対視し続けるこの２チームの情報をおさらいします！！
ロサンゼルス・ドジャース
まずは2024年シーズンから大谷翔平、山本由伸が加入したドジャースです。
| ロサンゼルス・ドジャース Los Angels Dodgers |
| 1883年創設 |
| ナショナルリーグ・西地区 |
| 本拠地 ドジャー・スタジアム （カリフォルニア州 ロサンゼルス） |
| ワールドシリーズ優勝7回 |
| リーグ優勝24回 |
| 地区優勝21回 |
サンフランシスコ・ジャイアンツ
過去にはバリー・ボンズが所属したサンフランシスコの大人気球団だ！
| サンフランシスコ・ジャイアンツ San Francisco Giants |
| 1883年創設 |
| ナショナルリーグ・西地区 |
| 本拠地 オラクル・パーク （カリフォルニア州 サンフランシスコ） |
| ワールドシリーズ優勝8回 |
| リーグ優勝23回 |
| 地区優勝9回 |
歴史で紐解くライバル関係
実はこの２チームのライバル関係は様々な要因に基づきます。
一括りには言い表すことは難しいが、
とにかく長い間、ライバル関係なんだ！！
この２チームのライバル関係の根源として、考えられるのは下記の要因です
歴史的な対立
ニューヨークを代表する２チーム
この２チームの対立は創設当初から続きます。
チーム名の変遷を見ると、全貌が少し見えてくる
チーム名の変遷は下記の通りです。
ドジャースのチーム名変遷
| 年代 | チーム名 |
|---|---|
| 1883- | ブルックリン・アトランティックス |
| 1885- | ブルックリン・グレイス |
| 1888- | ブルックリン・ブライドグルームス |
| 1899- | ブルックリン・スーパーパス |
| 1911- | ブルックリン・トロリードジャース |
| 1913- | ブルックリン・スーパーパス |
| 1914- | ブルックリン・ロビンス |
| 1932- | ブルックリン・ドジャース |
| 1958- | ロサンゼルス・ドジャース |
ジャイアンツのチーム名変遷
| 年代 | チーム名 |
|---|---|
| 1883- | ニューヨーク・ゴッサムズ |
| 1885- | ニューヨーク・ジャイアンツ |
| 1958- | サンフランシスコ・ジャイアンツ |
そうです！！お気づきの通り、
２チームとも、東海岸のニューヨーク州が発祥のチームなんですね！！
そして創設年までも1883年と全く同じ。
東海岸の頃からのライバルチームが今は同じカリフォルニア州に所属します。
ただニューヨーク所属時、、、近いようで対照的な地域のチームでした。
当時のブルックリンとニューヨークは
労働者階級のブルックリンとエリート階級のニューヨーク
と言い表せるほど、対照的なエリアでした
金融街のエリートと工業地帯の中流階級が敵対視する構図は
いつの時代も、どの世界でも存在していたんですね。
当時のブルックリンとニューヨークの比較
| ブルックリン | ニューヨーク | |
|---|---|---|
| 地理 | 郊外 （住宅地、工業地帯） | 都会 （繁華街、金融街、高層ビル） |
| 主要産業 | 工業 | 金融、商業、エンタメ |
| 文化 | 地域の繋がりを重視 | 国際的な都市 |
| 住民 | 労働者階級 | エリート階級 |
比較してみると、まさに対立構造！
近いようで、大きく違う！！！
この文化の違いがファン同士の
強烈な敵対意識を誘発したんだ！
少し語弊があるかも知れないが、、、大阪と東京？
人情味あふれるブルックリンと金融都市でエリート主義のニューヨークのような関係ですね
1953年西海岸へ同時に移転
東海岸の地で、強烈なライバル関係だったこの２チーム。
1953年に大きな転機を迎えます！
ドジャースの敏腕オーナーの鶴の一声で、
２チーム同時にMLBチーム不在の西海岸へ移転したんだ！
当時のドジャースのオーナー：ウォルター・オマリーの決断で、
1958年ドジャースは本拠地を西海岸カリフォルニア州ロサンゼルスへの移転！
観客数の低迷に悩んでいたジャイアンツもオマリー氏の勧誘により、北カリフォルニアのサンフランシスコへと本拠地を移転した。
約4,500kmの大移動はニューヨークのファンからは反感を買いましたが、
今の２チームの人気ぶりを見ると、オマリー氏の先見の明はすごいですね
地理的な対立
移転後のロサンゼルスとサンフランシスコの間にも敵対意識が存在しました
アメリカの友人は北カリフォルニアと
南カリフォルニアは全く文化が違うと言っていました。
エンタメ産業の中心であるロサンゼルス
過去は金、現在はIT産業で栄えるサンフランシスコ
私たちには少し分かりづらい敵対意識が存在しているようです。
その敵対する地域を代表する２チームなので、
ファン同士はライバル関係を強烈に意識しております
対戦成績
そして面白いのが、過去の通算成績です。
現時点ではほぼ互角と対戦成績です。
近年はドジャースが強い印象ですが、
通算成績やプレーオフの結果ではジャイアンツも劣っていません
通算成績をまとめた表が下記になります。
| ドジャース | ジャイアンツ | |
|---|---|---|
| レギュラーシーズン | 1273勝 | 1280勝 |
| 地区優勝回数 | 21回 | 9回 |
| リーグ優勝回数 | 24回 | 23回 |
| ワールドチャンピオン | 7回 | 8回 |
この結果からもジャイアンツは勝負強いチームとして、知られております。
ジャイアンツファンの友人は
ドジャースはプレーオフに弱い金満球団とディスっています
この長い MLBの歴史において、通算成績が互角であるライバル球団！
終わりを迎えることはないでしょう！
日本の漫画で例えるなら・・・
キングダムの信と漂
ドラゴンボールと悟空とベジータ
ワンピースのブロギーとドリー
NARUTOのナルトとサスケ
ん〜。まさに永遠のライバルだな。
ファン同士の凄惨な事件
過去には凄惨な事件もありました。
近年は球団やファンの努力で、大きな事件はありませんが、
くれぐれも観戦の際は相手チームを刺激しないようにね
普通に見ている分にはトラブルはないと思いますが、
お互いにライバル関係であることは理解しておきましょう！
2011年の事件の概要
2011年3月31日にジャイアンツファンのBryan・Stow氏(ブライアン・ストウ)が
ドジャースタジアムの駐車場で、二人のドジャースファンに殴られ、重傷を負いました。
ドジャースとジャイアンツのシーズン開幕戦後の事件です。
ストウ氏は頭蓋骨と脳に重傷を負い、その後の数日間を昏睡状態で過ごしました。ストウ氏の治療費は5,000万ドル以上になると見込まれ、その家族はロサンゼルス・ドジャースに対して3750万ドルの訴訟を起こしました
2014年には容疑者の有罪が確定して、
ドジャース球団にも賠償金の支払い義務があると判決が出ました。
後日談として、リハビリ生活のおかげで、2021年に始球式を務めたようです
2013年の事件
2013年9月25日、サンフランシスコジャイアンツのホームAT&Tパークの付近で、ドジャースファンのジョナサン・デンバー氏が刺され、亡くなっていた状態で発見されました。
ドジャースとジャイアンツのシーズン開幕戦の後です。
警察はジャイアンツファンの容疑者二人を逮捕した。自己防衛のためとの主張した。(News)
ファンの口癖
スタジアムでドジャースvsジャイアンツ戦を観戦していると、こんな声が聞こえるかも知れませ
Beat L.A.!!!!!
Beat the Bay!!!
Beat=打ち倒せ！って意味です。
盛り上がる中でも、互いに牽制し合うファンを見ることができますよ！
阪神甲子園球場での巨人戦で「読売！倒せ！！」と聞こえるのと同じですね！
まとめ
この記事ではお互いに強烈なライバル関係であることをご紹介しました。
大谷翔平の活躍により、サンフランシスコにも多くの日本人ファンが訪れることが予想されます。
両球団の努力により、良好な関係を築いている２チームですが、
決して相手をよく思ってはいないことをお忘れなく
また基本的にはMLBはホームゲームにはホームチームのファンが95%を締めます。
アウェイチームを応援する際は周りからの視線に気をつけてね！
でわ本日もありがとうございました！！
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